Google広告とYahoo!広告の種類・違い・使い分け方法を解説

現在、法人・個人を問わず多くの人が、仕事やプライベートで検索エンジンを使用しています。

必要な情報を求めてユーザーがやってくる検索エンジンは、ユーザーのニーズが集まる場所であり、ビジネスチャンスの宝庫といえます。

検索エンジンのうち、日本でのシェアが大きいのがGoogleとYahoo!です。

Google広告とYahoo!広告とは、その名のとおり、GoogleとYahoo!それぞれの検索エンジン上に広告を出稿できるサービスを指します。

Google広告とYahoo!広告で、配信できる広告の形式はおおむね共通ですが、一部違いが存在します。

とくに大きな違いは以下の6つです。

  • 利用者層
  • 入稿規定
  • 広告審査にかかる時間
  • 掲載される場所
  • ターゲティング
  • 広告表示オプション

Google広告の種類

Google広告で出稿できる広告には、以下の6種類があります。

本記事では簡単に解説しますので、詳しく知りたい方には、こちらの記事がおすすめです。

>コラム5「Google広告の種類とは」

1.リスティング広告(検索連動型広告)

課金の仕組み クリックされるごとに費用が発生する
メリット
  • 購買意欲の高いユーザーに訴求できる
  • キーワードによっては、多くのユーザーに訴求できる
デメリット テキストのみで訴求する必要がある
(画像などのビジュアル要素は組み込めない)

リスティング広告は、Googleの検索結果やGoogleの提携サイト(パートナーサイト)に表示される、テキスト型の広告です。

設定したキーワードでユーザーが検索した際に、検索結果に広告が表示されます。

検索ユーザーは、そのキーワードに関する情報を求めて能動的にアクションを起こしていると考えられるため、購買意欲も高い傾向にあります。

2.(コンテンツ連動型広告)

課金の仕組み ▼以下2つから選べる

  • クリックされるごとに費用が発生する
  • 表示されるごとに費用が発生する
メリット
  • クリックごとにかかる費用が比較的安い
  • ビジュアルで訴求できるため、ユーザーの記憶に残りやすい
デメリット クリックされやすいが、成約率は低い

Googleが提携しているサイトやアプリに表示される広告です。画像や動画、テキストを組み合わせて表示できます。

低単価かつビジュアルでの訴求が可能であるため、認知拡大に向いているといえます。

ただし、ニーズが明確になっていないユーザーや、購買意欲がさほど高まっていないユーザーにも表示されるため、すぐに成約に至る割合はリスティング広告よりも低くなる傾向があります。

なお厳密には、ディスプレイ広告は検索連動型広告と同じ「リスティング広告」の一種です。

ただ「リスティング広告は検索連動型広告だけを指す」と認識されているケースも多いため、本記事でも便宜的に、ディスプレイ広告はリスティング広告と区別して解説しています。

3.ショッピング広告

課金の仕組み クリックされるごとに費用が発生する
メリット
  • 購買意欲の高いユーザーに訴求できる
  • クリック1回あたりの費用が安い
デメリット キーワードを任意に設定できない

商品の名前や画像、値段などを掲載できる広告です。検索結果画面やGoogleの提携サイトで表示されます。

4.動画広告(YouTube広告)

課金の仕組み
  • クリックされるごとに費用が発生する
  • 一定時間視聴されると費用が発生する
  • 表示(再生)されるごとに費用が発生する
メリット
  • 幅広いユーザーに訴求できる
  • ビジュアルと音声を使って訴求できる
  • 比較的安い単価で広告を配信できる
デメリット 制作のコストが比較的高い

YouTubeに掲載できる、動画形式の広告です。スキップ可能なものやスキップ不可なものなど、複数の種類があります。

ビジュアルと音声で訴求できて印象に残りやすいため、認知拡大やブランディングにも適しているといえます。

5.アプリ広告

課金の仕組み クリックされるごとに費用が発生する
メリット
  • 多くのユーザーに訴求できる
  • 運用の設定が容易にできる
デメリット アプリの内容がうまく伝わらない可能性がある

アプリのダウンロードを促すための広告です。検索結果画面やGoogle Playだけでなく、YouTubeなどさまざまな場所に表示されます。

6.ローカル検索広告

課金の仕組み クリックされるごとに費用が発生する
メリット 購買直前のユーザーに訴求できる
デメリット ユーザーの位置情報と合致していないと表示されない

実店舗への来店を促すための広告です。検索結果画面や、Googleマップ内での検索結果に表示されます。

Yahoo!広告の種類

Yahoo!広告で出稿できる広告は、以下の3種類です。

1.リスティング広告(検索連動型広告)

課金の仕組み クリックされるごとに費用が発生する
メリット
  • 購買意欲の高いユーザーに訴求できる
  • キーワードによっては、多くのユーザーに訴求できる
・デメリット テキストのみで訴求する必要がある(画像などのビジュアル要素は組み込めない)

Yahoo!の検索結果画面に表示されるテキスト広告です。基本的な仕組みは、Googleのリスティング広告と変わりません。

情報を求めて能動的にアクションを起こしているユーザーに訴求できるため、成約率が高い傾向にあります。

2.ディスプレイ広告(コンテンツ連動型広告)

課金の仕組み ▼以下2つから選べる

  • クリックされるごとに費用が発生する
  • 表示されるごとに費用が発生する
メッリト
  • 多くのユーザーに訴求できる
  • ビジュアルで訴求できるため、ユーザーの記憶に残りやすい
デメリット クリックされやすいが、成約率は低い

画像や動画、テキストを組み合わせた形式の広告です。

Yahoo!の検索結果画面や提携サイト内、さらにYahoo!検索のトップ画面にも表示されます。

多くのユーザーにリーチできますが、反面、ニーズが明確になっていないユーザーや、購買意欲がさほど高まっていないユーザーにも表示されるため、すぐに成約に至る割合はリスティング広告より低い傾向にあります。

3.ショッピング広告

課金の仕組み クリックされるごとに費用が発生する
メリット
  • 購買意欲の高いユーザーに訴求できる
  • クリック1回あたりの費用が安い
デメリット Yahoo!ショッピングに出品していなければ利用できない

Yahoo!の検索結果画面などに表示される、商品販売専用の広告です。

Googleのショッピング広告と違って、Yahoo!ショッピングに出店している方のみ出せる広告です。

ここまで、Google広告とYahoo!広告それぞれで出稿できる広告の種類を説明しました。

続いて、両広告を比較した際の違いについて解説します。

Google広告とYahoo!広告の違い

ここからは、Google広告とYahoo!広告の違いについて、6項目に分けて解説します。

いずれも、どちらの広告を出すか判断するのに役立つと思われる項目です。

  1. 検索エンジンのユーザー層
  2. 広告の最大文字数や使用可能な記号(入稿規定)
  3. 広告審査にかかる時間
  4. 掲載される場所(配信面)
  5. 顧客の絞り込み方(ターゲティング)
  6. 広告文に追加で表示できる情報(広告表示オプション)

ひとつずつ解説します。

1.検索エンジンのユーザー層

Googleユーザーは、20~40代が中心で、スマホを使っている割合が高いです。一方のYahoo!は、40〜60代のパソコンユーザーが大きな割合を占めています。

また、ここ数年でGoogleのシェアが大きく増えており、Yahoo!ユーザーの割合は減少傾向にあります。

2.広告に使用可能な記号(入稿規定)

使用できる記号に、わずかに違いがあります。

「→」や「Ⓡ」などは、Google広告でしか使えません。

「≠」や「∞」といった計算記号などは、Yahoo広告でしか使えません。

大きな違いではありませんが、念のために公式情報を確認しておくと安心です。

>>Google広告で使用可能な記号一覧 (Google 広告サポートチーム作成)

>>Yahoo!広告で使用可能な記号一覧(Yahoo!Japan公式ラーニングポータル)

なお、広告に記載できる最大文字数には違いがありません。

3.広告審査にかかる時間

Google・Yahoo!ともに、それぞれのガイドラインに従って広告の品質や表現の正当性などに関する審査がおこなわれます。

審査が完了し広告が表示されるようになるまでの時間は、Googleが1営業日以内、Yahoo!は3営業日以内です。

Yahoo!広告の利用を検討している場合は、早めの準備が必要です。

4.掲載される場所(配信面)

リスティング広告は、Google広告であればGoogleの検索結果画面に、Yahoo!広告はYahoo!の検索結果画面に表示されます。

ディスプレイ広告は、Google広告の場合はGoogleの提携サイトやGoogleが提供するサービス(YouTubeやGoogle Playなど)に、Yahoo!広告ではYahoo!の提供サービス(Yahoo!知恵袋など)や提携サイト、デジタルメディア(朝日新聞DIGITALなど)に表示されます。

5.顧客の絞り込み方(ターゲティング)

両広告ともに、どのようなユーザーに広告を表示させるかを設定し、対象顧客を絞り込むことが可能です。この機能を「ターゲティング」といいます。

子どもの有無によるターゲティングは、Google広告でのみ可能です。年齢層によるターゲティングは、Yahoo!広告の方が細かく指定できます。

地域によるターゲティングは両広告で可能ですが、Google広告だと基準地点からの半径による指定が可能で、市区町村の区分に縛られない配信ができます。

6.広告文に追加で表示できる情報(広告表示オプション)

Yahoo!広告もGoogle広告も、広告文以外の情報を追加で表示できます。この機能を「広告表示オプション」と呼びます。

広告表示オプションを利用するメリットは、より多くの情報をユーザーに届けるとともに、広告の占有画面を拡大できるという点です。

Google広告の方が、選択できる広告表示オプションの種類が多く、細かな設定が可能です。

 

以上の6点が、Google広告とYahoo!広告の主な違いです。

これらを踏まえて、次の章では「Google広告とYahoo!広告のどちらを選ぶべきか」を判断するための基準を解説します。

Google広告とYahoo!広告どちらに出稿するか判断する基準

Google広告とYahoo!広告のどちらを利用するべきかは、以下3つの基準で判断することをおすすめします。

  1. 対象にしたいユーザー層
  2. 自社の商品・サービスと相性のよいデバイス
  3. 広告に使える予算

1.対象にしたいユーザー層

「検索エンジンのユーザー層」で解説したように、GoogleとYahoo!で、検索エンジンのユーザー層が異なります。

よって、広告を出稿する際には、自社の顧客層を考えることが重要です。

一般に、比較的若い世代やスマホユーザーが多い場合はGoogle広告を、比較的年齢層の高い世代が多い場合にはYahoo!広告を選ぶべきだと考えられます。

2.自社の商品・サービスと相性のよいデバイス

自社の商品・サービスにとって相性がよいデバイスが何かを考えることも、Google広告とYahoo!広告を選ぶ際の基準となります。

GoogleユーザーはYahoo!ユーザーよりもスマートフォンを使用している時間が長いため、スマホアプリやSNSに関連する商品のアピールにはGoogle広告が向いていると考えられます。

一方、パソコンでの使用を想定しているツールやパソコン周辺機器を販売する場合、Yahoo!広告の方がよい反応を得られる可能性があります。

3.広告に使える予算

ユーザー層やデバイスで判断がつかなかった場合には、広告に使用できる予算をもとに判断することもできます。

比較的予算を抑える必要がある場合には、よりたくさんのユーザーにリーチできる可能性の高いGoogle広告に絞った配信がおすすめです。

 

Google広告とYahoo!広告を選ぶ際の基準について解説しました。

最後に、本記事の内容をまとめます。

まとめ

Google広告とYahoo!広告には、大きく以下6つの違いがあります。

  1. 検索エンジンのユーザー層
  2. 広告の最大文字数や使用可能な記号(入稿規定)
  3. 広告審査にかかる時間
  4. 掲載される場所(配信面)
  5. 顧客の絞り込み方(ターゲティング)
  6. 広告文に追加で表示できる情報(広告表示オプション)

こうした違いを踏まえ、Google広告とYahoo!広告のどちらを利用するかを判断する際の基準は以下の3つです。

  1. 対象にしたいユーザー層
  2. 自社の商品・サービスと相性のよいデバイス
  3. 広告に使える予算

効果的な広告施策をおこなうためには、利用する広告を適切に判断したり、出稿開始後の運用管理が非常に大切です。

弊社デジタルチェンジは、丁寧なヒアリングとユーザー分析に基づき、クライアントさまに適した広告を選択し、効果的に運用管理するための知見をもっています。

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